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宮城県　東松島市野蒜北部丘陵地区震災復興事業

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県東松島市では
津波による危険から住民を守るため、高台への集団移転を軸にした復興事業が進められました。
当該事業では約91.5haの土地に住宅用地や公共施設が整備され、計画人口約1,370人の新たな住まいが創出されました。

当該工事においては、急な地形や山間部の特殊な条件を考慮しながらも工事の優先順位を明確にし
住民の方々が一刻も早く新たな生活を始められるように大型重機やベルトコンベアを使用することで大幅な工期短縮を実施しました。

震災からの復旧を急ぐ中で、人々ができるだけ早く帰れる場所を造るという強い意識が私たちの原動力となりました。